まるはばん!絢友です。
きょうは「アラビア語を話す人って、世界にどれくらいいるんYah!?」という疑問に、ざっくりお答えします。
1.話者は何人くらいいるの??
母語もしくは第二言語としてアラビア語を話す人は世界に約3億7,400万人ほどいるそうです。これは複数の言語調査機関による2024年の推計値です。詳しく知りたい方は文末の参考リンク先へ飛んでください。
「ちょお、待ちぃYah…約3億7,400万人ってどんくらいなんYO!」という疑問もついでに解消しておきましょう。
2024年の国連調べで、アメリカの人口は約3億3,700万人です。アメリカ合衆国まるっといっちゃってますね。
ちなみに、総務省統計局によると日本の人口は約1億2,000万人です。なんとなくアラビア語話者の多さがイメージできてきましたか?
極めつけにこれも豆知識として投下しておきましょう。京セラドーム(大阪市)換算にすると約6,800個分に相当します。
「アラビア語話者を全員京セラドームに招いてライブをしたい!」という人がいるとすれば、年100公演こなす超人でも67年近くかかります。
一般的なラインの年20公演をこなすペースだと336年くらいでしょうか。江戸時代から現代までにわたる壮大なプロジェクトになります。無茶な話です。
2.どんな国で話されているの?
アラビア語は、アフリカ北部から中東にかけて幅広く使われており、公式言語として採用している国は約25カ国に上ります。
(引用:World Atrasより)
代表的な国を挙げると…
エジプト、サウジアラビア、モロッコ、アルジェリア、シリア、イラク、ヨルダン、レバノンなどです。普段の会話はもちろんのこと、ビジネスや宗教の場でもアラビア語は欠かせない存在とされています。
また、世界最大のムスリム人口を擁するインドネシアのほか、マレーシア、シンガポールなど、イスラームが深く根づいている国々でも、宗教的な場面でアラビア語が日常的に親しまれています。
もっとお堅い話を挙げると、1970年代に国連の公用語に加えられて以降、国際舞台ではっきりと存在感を強めてきました。
国連での発言力の高まりは、度重なる戦争や紛争、テロ、貿易といった中東情勢の目まぐるしい変化が主な背景にあるといえます。
おそらく、今後もより一層アラビア語の需要は高まっていくのではないでしょうか。
アラビア語と一口に言っても、いろんな視点から少しひも解くだけでもたくさんの文化や歴史に触れられますね。
結局ゴッリゴリに書いてしまってごめんなさい!笑
ここまで読んでくださってありがとうございました。
次回もおたのしみにしといてYah~!
(参考まとめ:国連、Ethnologue、JETRO海外ニュース(アフリカ貿易増加)、Wikipedia)
0 件のコメント:
コメントを投稿