まるはばん!
クロワッサン絢友です🥐
あすの日本の一大イベントは参院選の投開票Yah!
アラビア語に入る前に少しだけお節介を言わせていただきますね。
選挙はお祭りと言いましたが、あれやこれや騒ぐくらいには、
ひとりひとりの票の行方というのは重要なのです。
国、地方といった選挙規模を問わず、めちゃくちゃ大事です。
是非ともサクッと投票しに行きましょう。
そんなに時間かかりませんから!
投じる先の決め方は、白票でなければ、消去法でもなんでもいいんですよ。
100%賛同できる候補者や政党なんて99%いないですから。
あなたの票を、権利を、無駄にしないことがまず第一です。
無駄にしちゃ、もったいないです。
ちなみに、今回の選挙の一票の価値についてAIに簡単に計算してもらったところ、
一票の価値は約640万円でした。
この金額が意味するところは「制度設計に関わる影響力の象徴的価値」とのことです。
参考までに計算式はこちらです。
「 国の年間予算① × 参議院議員の任期 ÷ 有権者数②=一票の価値」
この式に当てはめると
112兆円 × 6年 ÷ 1億500万人 ≒ 約640万円
(参考)
①令和7年度(2025年)政府案ベース
②総務省統計(2025年7月時点の推定)
あの一瞬が640万円ですよ。
そう考えるとかなり贅沢な時間だと思いませんか。
投票自体は5分もあれば終わります。
この5分に640万円を託すんです。わーお!
ついつい余談で熱くなってしまいました。
さて、そろそろ本題へ移ります。
選挙がアツい(アツくなれ)ということで、今回はアラビア語の視点で選挙について考えてみたいと思います。
中東の選挙って?
一般国民が選挙に立候補したり、立候補者に投票したりできることは「当たり前」。
そう考えていませんか?
いえいえ、違います。
世界を見渡すと、そのように政治参加できる国は少数派です。
では、一例として中東の選挙についてざっくりと紹介します。
まず、中東は国家の性格や政情により選挙制度が大きく異なります。
とりあえず大きく3つに分けてみます。
1. 君主制国家(サウジアラビア、UAEなど)
国王や首長が国家元首で、議会は存在しても権限が限定的です。
一部の国では諮問議会があり、国民の意見を反映する場として機能することも。
選挙は行われないか、限定的な範囲でのみ実施しています。
2. 共和制国家(エジプト、チュニジア、イラクなど)
大統領や議会を選挙で選出します。
比例代表制や小選挙区制など、国によって制度が異なります。
イラクでは最近、個人候補に投票できる制度へと移行し、政党名簿中心の選挙から脱却しつつあるとのことです。
3. 民主化へ向け整備中(リビア、シリアなど)
政情不安により選挙が延期されたり、制度が流動的な国々もあります。
リビアでは「憲法宣言」に基づく暫定政権が存在し、選挙制度の整備を進めているそうです。
中東は部族や宗教的背景が政治に強く影響するため、選挙制度もそれに合わせて設計されているのが実情です。
国によっては選挙の正当性・透明性も課題となっています。
選挙に関する単語
それでは選挙関連の単語を見ていきましょう。
1.選挙
اِنْتِخَاب (intiḵāb)「いんてぃはーぶ」
「1(いてぃ)Have」で覚えましょう。
一票持っているという意味で。
若干音が違うのは無視です。
ちょっと訛りながら言ってみてください。
語根は ن خ ب で
選択、選び出すといった意味を持つ単語に使われます。
2.投票
صَوْت (ṣawt)「さうと」
投票以外に音という意味も持ちます。
ちなみにエジプト方言では「声」という意味になります。
語根はそのまま ص و تで、
音に関連する単語に使われます。
soundと音が似ているので覚えやすいと思います。
3.立候補する
تَرَشَّحَ (taraššaḥa) 「たらっしゃは」
指名されるという意味も持ちます。
語根は ر ش ح で
にじむ、しみ出す、漏れるなどの意味を持つ単語に使われます。
立候補し得票へ意気込むイメージで
「たぁ!らっしゃーい!はーーーぁ!」と言ってみると、案外ノリよく覚えられるかもしれません。
では、きょうはここまで!
国を動かすお祭り騒ぎ、是非とも参加してくださいね。
たくさん読んでくれてしゅくらん♡
きょうも素敵なあるやうむ(1日)を!
わだーあん!
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追記
タイトルが「きょうの日本は投開票」となっておりました。
「あすの」に修正しております。
正しくは7/20(日)が参院選の投開票日です。
タイトルで驚かせてしまい申し訳ありませんでした。
心よりお詫び申し上げます。
クロワッサン絢友(2025.7.19)
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